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Vol.1184 ハワード・ホークス監督書籍〜山田宏一氏そしてまたも蓮實重彦氏
 前回から渋谷の名画座シネマ・ヴェーラで上映中の「ハワード・ホークス監督特集」を取り上げています。
 実家の本棚をあさっていたらホークス監督の関連書が2冊見つかりました。
 1冊は、2000年に京橋のフィルム・センターで開催された「ハワード・ホークス映画祭」の豪華なパンフレット。もう1冊は、その直後に発売された800ページ以上はあるホークス監督の評伝。
 よくぞ¥7000もする高価な本を買ったもの、と我ながら感心してしまいました。
 ホークス監督が、様々なジャンルの映画を休み無く撮り続けていた最大の理由は、離婚の慰謝料支払いの為に、常にお金が必要だったからとか。
 自分が手掛けた事の無いジャンルに挑戦したくて、わずか$900の安値で映画化権を買った「遊星よりの物体X」の製作エピソードが笑える。
 監督としてクレジットされているクリスチャン・ネイビー、実は何もしていない。
 物体Xが画面上に殆んど登場しないのは、ホークス監督が50近くあるデザインの中から一つを決められなかったから。
 雪が降ることを期待して決めたロケ地に全く雪が降らない!通りがかりの子供たちに笑われてすごすごハリウッドに引き上げた!等、メチャクチャおかしくて何度も読み返してしまいました。
 また、こちらも初挑戦のミュージカル映画「紳士は金髪がお好き」では、「ホークス監督はミュージカル・ナンバーの撮影には全く立ち会っておらず、ダンス監督のジャック・コールが全てを仕切っていました!」とは主演女優ジェーン・ラッセルの言葉。
 もう一気に800ページを読んでしまいました。

 さて、そうこうしているうちにシネマヴェーラでの宣伝チラシを12月16日にやっと入手しました。
《山田宏一セレクション ハワード・ホークス映画特集》
 予想通り山田氏が書かれた「ハワード・ホークス映画読本刊行記念」とあります。2016年はホークス監督生誕120年なんですね。¥2600なら買える値段で良かった。
 すべて好意的に受け止めたのに最後の一行に目がテン。
 「巻末に蓮見重彦氏との対談を収録」  2016年に名誉ある三島由紀夫賞を受賞したのに、ああだこうだとケチをつけたあのお方ですね(コラムVol.1063をご参照)。
 変にクローズアップされない事を祈っております。

天野 俊哉




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