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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.986 生誕100年記念ハリー・ジェームス〜ビッグバンド時代人気最高のトランペッター
 ベニー・グッドマン楽団でドラムのジーン・クルーパと共に名曲“Sing Sing Sing”のスタープレイヤーとして有名なトランペッターのハリー・ジェームスが生誕100年を迎えます。
 1939年にベニー・グッドマンの楽団から独立して自身の楽団Music Makersを立ち上げます。初期には専属歌手としてフランク・シナトラがいたりしましたが、スインギーな楽団として中々軌道に乗らずでした。
 1941年に4本の弦楽器を加えスイングからスイートな演奏にスタイルを変えてから一気に全米ナンバーワンの人気楽団に。
 最終的には24本まで弦楽器を増やしたため、どっちつかずの演奏になり、現在でも評価は二分されています。同じ時代に活躍し、同じく沢山の弦楽器を抱えていたトミー・ドーシー楽団ほどスタープレイヤーがいなかったのも事実です。
 ビッグ・バンド・ビジネスが下火になり、弦楽器みたいな余計な楽器を排除した1950年代以降こそハリー・ジェームス楽団の最盛期と評価するジャズ・ファンも多いのです。
 私はハリー・ジェームス楽団の大ファンなので30年間沢山のタップ・ナンバーを振付してきました。佐々木隆子先生にも生前沢山踊っていただきましたし、仲間にも無理矢理踊ってもらいました。感謝してます。
 ハリー・ジェームス自身は背が高く、ハンサムで、トランペッターとしての評価は一流でした。
 さらには映画会社のMGMがスターとして契約していましたし、1940年代ハリウッド映画界最大の人気女優ベティ・グレイブルと結婚したり、話題性のあるスケールの大きな人でもありました。
 1960年代にドラムのバディ・リッチを含めたメンバーを引き連れ来日公演を開きました。
 1983年、2回目の来日公演を控えた夏の日に亡くなりました。
 現在、YouTubeには映画やテレビで活躍した若き日のハリー・ジェームスの映像が沢山ありますので、ぜひ一度アクセスして見てください。

写真 上から
華麗なプレイスタイルでスイング時代の一時代を築いたハリー・ジェームス
ウェディングケーキに入刀する幸せいっぱいのベティ・グレイブルとハリー・ジェームス
長女ヴィクトリアの1歳のお誕生日をお祝いする幸せいっぱいのベティ&ハリー
ヴィクトリア、ジェシカ二人の愛娘に恵まれた幸せいっぱいのジェームスファミリー

天野 俊哉




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