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Vol.2346 Y'sメンバー大地真央さんと映画出演 スピンオフ2
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こんにちは。Y's取材班です。
「長いよ!」と、皆様のブチギレのお声が聞こえてきそうですが、スーパー歌舞伎京劇合作『リュウオー』トリビアの続きをお送りします。
《スーパー歌舞伎『リュウオー』トリビア2》
・京劇界の最高峰、中国国家京劇院が来日し歌舞伎と合体させたところ、上演時間を大幅にオーバーすることが判明した。
・そのしわ寄せで、連日稽古を重ねてきた歌舞伎パートの見せ場である群舞がバッサリカットされた。
・ガッカリした気持ちをスパッと切り替えて、歌舞伎と京劇のアクロバティックな合体場面のクオリティーを高めることに専念した。
・いよいよ初日が近づき、着到板※の説明も受けて、歌舞伎役者気分がグッと高まった。
※着到板:楽屋口に出演者全員の名札が下がっているボードのことで、札の両面に黒字と赤字で名前が書いてあり、劇場入りしたら黒に、退出時に赤に返す決まり
・かくして1989年3月4日から4月27日までのロングラン特別企画として新橋演舞場で74回上演され、95,000人以上を動員した。
・続いて5月3日から29日まで名古屋の中日劇場で37回上演、全111回が上演された。
・名古屋公演は、あし代とまくら代(交通費と宿泊費)は出たが、あご代(食事代)は自腹だったので、宿の名古屋クラウンホテルに炊飯器を持ち込んで自炊した。
・但し山本屋本店の味噌煮込みうどんだけは外せないので何度も食べに行った。
・公演中の母の日に花キューピットで自分の歳の数だけカーネーションを送った。もうすぐその母と“同い年”になるのかと思うと感慨深いが、それはどうでもよい。
・終演後の翌月、6月4日に天安門事件が発生した。
長々とお読みくださり、ありがとうございました。
Y's取材班
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