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		Vol.2137 DVDで観る懐かしのミュージカル映画劇場
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 このコラムで《書店で買えるDVD》として何度も紹介してきたコズミック出版のDVD BOXシリーズですがまさかのミュージカル映画復活です。もちろん版権切れの古い作品ばかりですが、スマホの小さな画面では物足りない自分としては超嬉しいニュースであります。しかも10代から20代にかけてワクワクしながら出逢えた作品が多いので今回勝手にコラムにさせて頂いちゃいますね。 
 
 『一度は観たい!名作映画コレクション/二人の青春』なるシリーズなので誰もミュージカル映画とは思わないでしょうが、隠れミュージカル映画がたくさん収録されているのです。 
 
『リトル・ネリー・ケリー』 
 1940年製作のMGM映画で日本劇場未公開のミュージカル映画。20歳の時に『ミュージカル映画事典』の筆者、重木昭信氏からビデオを貸して頂きその時に観たきり、日本語の字幕はありがたい。 
 主演はジュディ・ガーランドとジョージ・マーフィ。ほとんどがホームドラマですが、白いドレスを着たジュディが“雨に唄えば”を歌う場面が最高。 
 
『かれらに音楽を』 
 1939年、ハリウッドの一流プロデューサーのサミュエル・ゴールドウィンが真面目に製作したクラシック音楽映画。12歳の時にテレビで観たきりですが、名ヴァイオリニストのヤッシャ・ハイフェッツの名前はこの映画で覚えました。20代の時に丸紅がゴールドウィン映画をビデオでシリーズ販売したのですが他に派手な作品がたくさんあったので不覚にも見落としてしまいました。 
 
『テンプルの燈台守』 
 ハリウッドが生んだ最高の子役スター、シャーリー・テンプル。1930年代の日本ではタイトルに必ず『テンプル』が付くほど人気が高かった!可愛いくて、しかもタップダンスが上手い!そのテンプルが長身でエキセントリックなダンス・スタイルがご愛嬌のタップダンサー、バディ・エブセンと港町で歌い踊るナンバーが楽しい!2人の身長差をうめるため大きなタライをひっくり返した上にテンプルをヒョイと乗せてチーク・トゥ・チーク。 
 
『テンプルのえくぼ』 
 現在ではタブーの白人が顔に黒い墨を塗るパフォーマンスであるミンストレル・ショーが見せ場の作品。残念ながらタップダンスの神様ビル・“ボージャングルス”・ロビンソンは欠席ですがテンプルのタップダンスを指導しています。2人の黒人少年がハモニカを吹きながらテンプルとステップを踏むナンバーでのテンプルが表情豊かで素敵です。『オズの魔法使』『踊るニュウヨーク』などハリウッド映画では詐欺師役ばかりのフランク・モーガンが善人に見える珍しい作品です。 
 
『天晴れテンプル』 
 皆さん、タイトルの『天晴れ』って読めますか?昔の当て字で『あっぱれ』と読むそうですよ。 
 成長し過ぎてハリウッドで人気ガタ落ちになった頃のテンプル作品です。タップの女王、エレノア・パウエルの相手役を務めた男性ダンサーのジョージ・マーフィを連れてきてテンプルとデュエットさせました。この作品でのマーフィとテンプルの軽やかな、でもシンプルで分かり易いタップダンスを見て「これ位なら自分でも出来る!」と勘違いしてスタートしたのが私のデュエット人生でありますが、私はいまだにジョージ・マーフィになれておりません。 
 
 さて、今回このDVD BOXのタイトルになっている『二人の青春』はミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランド主演のMGM人気のアンディ&ハーディ・シリーズの1本ですが残念ながらミュージカル・ナンバーはありません。 
天野 俊哉 
  
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