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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2129 長澤仙明さん率いる『WONDER BEATSライブ』を堪能しました!
 タップダンサー仲間の長澤仙明さん率いる若手タップダンサー・グループWONDER BEATSが結成5周年を記念してライブを開催。場所が大井町線の等々力駅、ここには等々力渓谷という都会のオアシスが、ただし今回は反対側に降りて少し歩いた所にあるSTUDIO DANCIAなるスタジオ。そう、長澤さんが同じくダンサーをされてるお兄様と経営されているダンス・スタジオらしいのです。
 さて、ライブ当日は例によって自由が丘を探索してしまった為、等々力駅に着いたのが開演20分前。スタジオに到着したのが15分前でした。場内は満席でしたがセンターブロックの高い座席がひとつ空いておりました。感謝!

 前半のショータイム、先ずはWONDER BEATSの“Foggy Street”というラップがバリバリ入る新曲を披露。長澤さんが作詞をしたそうです。続いて物凄いスピードでミュージカル『ジプシー』の“Rosie”ナンバー。先日の六本木バードランドの『スイート・ファンタジア・オーケストラ・コンサート』のオープニングと同じ曲ですね。今回のメンバーは長澤仙明さん、谷澤和真さん、FALCONさんそして北海道から参加のMasashiさんの4人。

 パントマイムとジャグリングの名手FALCONさんが見せるのはお店にやって来たお客さんのコント。表情豊かで客いじりが上手い。笑いのとり方も自然でますます芸の幅が広がったようですね。
 最後に舞台に残した2匹のアヒル君を受けて長澤さんが裸足で登場。ギターの美しい調べにのせて見せるボディワークが魅力的すぎる!もうずっと彼の世界に浸かっていたい気分でした。場所は浜辺の様です。Masashiさんがあちらこちらから聞こえてくる波の音に反応してアドリブでステップを踏んでゆきます。新しいスタイルの振付ですね。ここでハンドマイクを持った和真さんが私の大好きなフランク・シナトラのバラード“This is a Lovely way to Spend an Evening”をしっとり聞かせ、途中から長澤さんとソフトシューのタップになります。彼らの様な若いタップダンサーが大人のムードで観客をしっかり掴んでいます!
 続いて4人のメンバーがガーシュインの名曲“Summertime”をガッツリ踊り最後の(確か?)“Crazy Rhythm”に繋げます。30分でもうお腹いっぱいになりました。

 私はチラシとか全く読まないのでこの後一体何が始まるのか?知りませんでしたが、どうやら次に製作するWONDER BEATSの新曲のアイデアを私たち観客から募集しよう、という事らしい。
 観客から集めた新曲のテーマを4人のメンバーがああだこうだと話し合うのですが、リーダーの長澤さんの話の進行が上手いので私たちを楽しませながらあっという間に新曲のテーマを絞り込んでしまいました。お見事!

 いつの日にかWONDER BEATSの皆さんが松本晋一さんの様な才能豊かな演出家とタッグを組んだら世界一素晴らしいタップダンス・エンタテインメントが観られるのに!そんなことを考えながら会場、いやスタジオを後にしました。

 みなさまお疲れ様でした!
 次のライブもいち早くお知らせ下さいね。

天野 俊哉



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