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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2071 もうすぐ生誕100年ポール・ニューマン(最終回)〜1980年代のポール
 1980年代に入り55歳を過ぎたポールのもとに大きくて素晴らしい役が来るなんて!そしてついにアカデミー主演男優賞を受賞することに。

『スクープ/悪意の不在』(1981)
 新聞の世界を舞台にしたポール・ニューマンが主演のシドニー・ポラック監督作品。56歳のポールが演じた役はアル・パチーノが蹴ったもの。『ノーマ・レイ』の名優サリー・フィールドとガッツリ組んで作品は成功しています。

『評決』(1982)
 裁判制度の矛盾に切り込んだシドニー・ルメット監督の社会派ドラマの名作。飲んだくれの落ちこぼれ弁護士をポールが好演。57歳にしてそれまでの《素敵で格好いいポール・ニューマン》を100%捨てきる事が出来たようです。実際の年齢より10歳は老けて見えますし、女性を殴ってしまったり、1人で弱音を吐いたり、ポールにそんな負の演技をさせたルメット監督にも脱帽です。ここまで何度もアカデミー賞主演男優賞にノミネートされてきたポール、この弁護士役で「自分の長いキャリアの中で初めてポール・ニューマン以外の人物を演じた」と述べ、周りからも「今度こそは」と期待されましたがまさかの落選。

『ハスラー2』(1986)
 ポールがやっとアカデミー賞主演男優賞を受賞したビリヤードの世界を描いたマーティン・スコセッシ監督作品。ポールがその20年も前に主演した『ハスラー』の続編では何となく気分が乗りませんでしたが、コラムのフィナーレに相応しい作品なので中古DVDを購入して鑑賞しました。伝説のビリヤード・プレーヤーのポールが若手のトム・クルーズを一人前に育てるというお話。スコセッシ監督、人気俳優のクルーズ、ポールのオスカー受賞などプラス要素が多いとは言え、『評決』でようやく俳優として一皮むけたポールが再び《ハンサムなスター》に戻ってしまった?のは残念に思いました。

 ポール・ニューマンはこの後2007年に引退宣言するまで映画界で活躍し続けますが生誕コラムはここまでです。ビリヤード、自転車の曲乗り、カード・トリック、アイススケートなどプロ顔負けの器用さを見せたポールですが、何故か歌ったりタップダンスを踊ったりしたのを見たことがありません。
 今年に入ってからも『明日に向って撃て!』や『スティング』がテレビ放映されましたのでポール・ニューマンに興味を持たれた方は次の機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか?

天野 俊哉



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