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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1340 レオナルド・ダ・ヴィンチ展に行ってきました
 横浜のそごう美術館で開催中の「没後500年記念 レオナルド・ダ・ヴィンチ展〜天才の『手』から生まれた未来への夢〜」に行ってきました。
 2年後の2019年の没後500年を記念して、ダ・ヴィンチ手稿の最新研究成果に基づいた大小模型60余点が日本初公開。しかもそれらを触ったり操作したり写真撮影もOKということで、いつもとは一味違った趣向の展覧会です。

 知らない人はいないと言っても過言ではない万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチですが、私にとって初めてのダ・ヴィンチは“ひこうきのマークをかんがえたひと”です。幼稚園の頃、飛行機好きが高じてか航空機メーカーにも勤めたことがある父が、全日空の尾翼に描かれているロゴマークが、ダ・ヴィンチが考案したエアスクリューが原案になっていることを教えてくれました。当時からひねくれ者の私は、日航のマークが鶴なのは鳥だから、まあ分かるとして、なんで全日空のマークがチョココロネを伸ばしたようなあんな形をしているのか納得できなくて、その疑問を父にぶつけました。父は「よくぞ聞いたな!」とばかりに全日空の前身が日本ヘリコプターという空輸会社なので、ヘリコプターの原型とも言えるダ・ヴィンチのエアスクリューがロゴマークになったことを教えてくれて、幼心に感心しました。

 話が逸れました。さて、入場すると確かにいつものそごう美術館とは雰囲気が違っていて、ギッタンバッコン、カラカラ、バッタンと来場者が展示模型を操作している色々な音が常に響いていました。模型のクオリティやスケールは様々で、実物大のグライダーは翼幅が8メートルあって圧巻。エアスクリューはスケールモデルでクオリティもイマイチでしたが、幼い頃の記憶に刻まれているエアスクリューの手稿とモデルを目の当たりにして、感慨深いものがありました。

 模型コーナーを抜けて、さあ絵画コーナーへ。
 もちろん全て複製であることは承知の上ですが、イタリアや日本で公開された実物を鑑賞した時の感動が甦ってきて、ついワクワクしてしまいます。
 で、どうだったのか。まだ開催中なので大きな声では言えませんが、ウ〜ン、残念。色の再現性は実物に遠く及ばず、拡大縮小スケールもバランバラン。中でも実物の幅が約9メートルある「最後の晩餐」は2メートル程度に縮小されてしまっているし、展示スペースに余裕があるにもかかわらず同作品の最大の特徴とも言える一点透視図法が全く分からない程上下がトリミングされてしまっています。これはあまりにもヒドイ。
 時期的に夏休みの自由研究なのでしょう、小中学生の男の子たちが熱心にメモを取ったり写真を撮っていました。せっかく彼らがテーマに選んだのに、京都大学の名誉教授監修の有料展覧会がこの程度のレベルでは「所詮はデパートの付随施設だから」と、そごう美術館の名が廃りかねません。
 そうは言っても「モナ・リザ」「受胎告知」を始め、ダ・ヴィンチの名立たる作品が一堂に介する様子はなかなか壮観です。壁画の「最後の晩餐」が額入りで飾られるなんて実際にはあり得ないし(笑)。

 20分のダ・ヴィンチ研究ドキュメント映像を観終えて会場を出ると、膨大な数の関連書籍やグッツが販売されていました。
 あらゆる分野で偉業を成し、500年経った現在でもミステリー小説や映画などで取り上げられ続けているレオナルド・ダ・ヴィンチのネームバリューの高さをあらためて感じました。
 前期の展示は終了しましたが、展示物の一部が入れ替えられた後期の展示が9月12日(火)から10月15日(日)まで開催されます。ダ・ヴィンチの功績を大らかな気持ちで楽しめる展覧会です。ご興味のある方はどうぞ。

Y's取材班



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