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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1218 2017東京リズム劇場/ダンサーの通る道
 ダンス・ナンバーが充実して、バラエティ作品の質が高かった今年の東京リズム劇場の最後にプログラムに加わったのが、実に重いテーマの「ダンサーの通る道」でした。私世代がまさに直面してきた、もしくは直面している問題を取り上げました。
 日本タップ界の実力派、みすみ“Smilie”ゆきこ先生がキャスティングされました。先生には以前「スマイリー伝説」というナンバーがありましたが、あくまでもバラエティ作品でした。今回は3人の語り部によって淡々と進められて行く、アカペラだけの作品です。松本先生の渡米中に稽古がスタートしましたが、初日から難しい展開になりそうでした。博品館劇場での初日まで手直しが続きました。
 結果は、みすみ先生だからこそ成功させる事が出来たのです。お客さまも感動されてました。私達も舞台袖で静かに耳を傾けておりましたので、お客さまの拍手は嬉しかった。
 さらには、この「ダンサーの通る道」から「フィナーレ」のみすみ先生の出番までは数十秒。リハーサルから千秋楽まで、精神的に過酷な早替えが続きました。
 打ち上げの席でみすみ先生からこの作品で苦労された事などを直接お聞きしました。先生はブログ(2月20日午前更新)にも書かれていらっしゃるので、ぜひ皆様にも読んでいただきたいです。
 橋爪もタップ教室の仲間の役柄にキャスティングされ白川希さんの難しいリズムに挑戦しておりました。

 リハーサルの時だったか、宮下恵一君が男性の皆に
 「今この作品の進行のどこら辺にいますか?」と聞いていたのも印象的な事でした。彼も悩んでいるのかな?
 私個人は、前回のリズム劇場の本番中に高齢の母の手術とぶつかり、舞台に全く集中出来ず苦しんでおりました。その程度の集中力の人間は舞台に出る資格などないのでは?まさに「もうやめた方が良いのでは?」と弱気になっていました。
 現在ですか?
 もちろん「続けよう!」
 「続けて行きたい!」気持ちです。
 つづく。
※写真の掲載は承諾を得ています。

天野 俊哉




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