TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.1190 ダイアナ・バリモア〜華麗なる一族
 ロバート・スタック主演の「荒鷲戦隊」(1942)という戦争映画を観ていたら、スタックの恋人役の女優さんが妙に気になりました。当時の女優さんにしては現代的な顔をしていて、女優のドリュー・バリモアに(特に顔の輪郭が)ソックリだったからです。
 映画を最初に戻してタイトルのキャストをチェックすると《ダイアナ・バリモア》とありました。
 あのアメリカ映画界、演劇界の名門のバリモア三兄弟の関係者かな。
 バリモア三兄弟とは、映画界で活躍したライオネル・バリモア。特徴のある台詞まわしで、多くのMGM映画に出演しました。
 演劇界で活躍したエセル・バリモア。ブロードウエイには現在でも、彼女の名前の付いたエセル・バリモア・シアターがあります。
 そして、映画界で2枚目として活躍したジョン・バリモア。サイレント映画時代にはグレタ・ガルボと共演しました。
 このジョン・バリモアの2番目の妻との間の子供が、ダイアナ・バリモア。
 3番目の妻との子供が、ジョン・ドリュー・バリモア。
 現在も活躍しているドリュー・バリモアはその娘。つまり、ドリューはダイアナさんの姪にあたるのですね。
 分かりにくいですが。
 このバリモア一家は、映画・演劇界の華麗なる一族として知られる以上に不幸な一族なのです。
 ちなみに、政界だとケネディ一族ですね。
 特に、ジョン・バリモアは若い時から酷いアル中で名門の名を汚した。ダイアナは、目立った活躍をせず早死にしました。ジョン・ドリュー・バリモアも同じく目立った活躍をせず。娘のドリュー・バリモアも早くから酒や薬に溺れたetc.
 何か救いようもないコラムになってしまいましたが、とりあえず今回はバリモア一家を取り上げました。

写真右 上から
・戦争映画パーフェクトコレクション「荒鷲戦隊」
 税込\1,944(コスミック出版)
〈収録作品〉
1. 海の沈黙(86分 モノクロ 1949年)
2. 暁前の決断(119分 モノクロ 1951年)
3. 勇者の赤いバッヂ(69分 モノクロ 1951年)
4. 僕は戦争花嫁(105分 モノクロ 1949年)
5. 荒鷲戦隊(108分 モノクロ 1942年)
6. 戦慄のスパイ網(104分 モノクロ 1939年)
7. 潜航決戦隊(106分 カラー 1943年)
8. 空軍の覇者(76分 モノクロ 1933年)
9. 太平洋攻防戦(85分 モノクロ 1935年)
10.海の底(86分 モノクロ 1931年)
・ダイアナ・バリモア
・ドリュー・バリモア。「E.T.」(1982)の少女時代が懐かしい
・若かりしバリモア三兄弟
 (左から兄ライオネル、エセル、弟ジョン)
・エセル・バリモア・シアター
写真下 左から
・ライオネル・バリモア
・エセル・バリモア
・ジョン・バリモア
・ジョン・ドリュー・バリモア

天野 俊哉




Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.