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Vol.119 気になる映画 〜ジャック・タチのフレンチ・コメディを観よう〜
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ぎこちない動きの男が出てきて車選びで悩む、「ガリバー」のCMをみなさんご存知ですか。あれがジャック・タチ映画に出て来るユロ氏のキャラクターです。少し前ですが、ソフトバンクの「おい、ブラピ、会社行け」もユロ氏のパロディーでした。そのオリジナル、つまり映画でユロ氏を演じるのが、1930年代〜60年代にフランスのコメディ映画で人気のあった俳優、ジャック・タチです。夏休みに新宿でまとめて上映されるので、ちょっと取り上げてみます。
タチの映画(長篇4本、短篇3本)は、なぜかまとめて上映されることが多くて、2003年に六本木で上映された時に何となく1本だけ観にいったのに、すっかり気に入ってしまい、全ての作品を観て、全ての本を買い、CDを買い、DVD-BOXまで買ってしまったほどです。
古き良き時代のフランスにどっぷりつかれる作風が魅力ですが、例えばチャップリンやバスター・キートンのコメディと違うのは、テンポは良いわけでもなくギャグが次々と飛び出すわけでもない点です。あまりしゃべらないあたりはキートンやMr.ビーンに似ていますが・・・。さてどれか一本と聞かれたら「ぼくの伯父さん」をおすすめします。かわいらしいテーマ曲、新しいパリと古いパリが背中合わせの風景、ユロ氏の憎めないキャラ。
映画を観終ったあと、「もっとタチを観たい」と思う方と、「もういいや」と思う方に分かれるはずですが、気になる方は、是非一度、映画館でご覧下さいね。そして、是非感想を聞かせてください。
新宿K's Cinemaにて7/8〜8/14まで。
| 写真 : |
ユロ氏を演じるジャック・タチ 監督/脚本/台詞/出演をこなしています |
天野 俊哉
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